探偵社に短期ですが仕事をしていました。私の居たところは「探偵社」を掲げていて、個人を対象とした素行調査や、行方不明の人を捜索といった内容が多かったです。
中には、建造物内の盗聴器探索などもありました。働いている内に学んだことですが、「興信所」は個人を対象というより、商社や内部人事、対象が個人というよりは社内へ向けられた調査が多いそうです。
得意分野といいますが、小さな病院と同じで得意分野の科を掲げるように、個人調査が得意な場合は「探偵社」、社内調査が得意な場合は「興信所」といった感じです。
CMなど沢山打っているようなところですと、どちらも請け負っていますし、報酬額や調査内容によっては、すんなりと引き受けてもらえるケースもザラですので、正直しっかりとした線引きは無いようなものなのです。
探偵の仕事と言うとドラマなどでもある殺人事件の捜査などを思い浮かべるが、実はそうでもない。
浮気調査や身辺調査、ペット探しなど地道で大変な仕事が多いのだ。